22歳フリーターはやばい?今から正社員になれる理由と就職の進め方

22歳フリーターはやばい?今から正社員になれる理由と就職の進め方

同い年の友だちが新卒で働き始めて、「22歳でフリーターの自分はやばいのでは」と焦っていませんか。

結論からいうと、22歳のフリーターは今から正社員を目指すのに十分間に合う年齢です。ただし、正社員との給料の差はこれから広がっていくので、動くなら早いほうが選べる仕事は増えます。

この記事では、22歳フリーターの今の立ち位置を公的なデータで確認したうえで、新卒枠の使い方、23歳で変わる扶養のルール、正社員になるまでの進め方をまとめました。21歳の方にもそのまま当てはまる内容です。

  • 15〜24歳のフリーターは全国で約56万人。22歳でフリーターなのは珍しいことではない
  • 20代前半の給料の差は月4万円ほど。30代に入ると月9万円近くまで広がる
  • 学校を出て3年以内なら、新卒枠で応募できるよう国が企業に求めている
  • 親の健康保険の扶養に入れる年収は「22歳の誕生日を迎える年」まで150万円未満。その翌年から130万円未満に戻る
  • 職歴の数が少ない今のうちに動くと、書類選考で不利になりにくい
  1. 22歳フリーターはやばい?結論と今の立ち位置
    1. 22歳前後のフリーターは全国に約56万人
    2. 20代前半の給料の差は小さい。でも広がっていく
    3. 「やばい」のは年齢ではなく、何もしないまま時間がたつこと
  2. 22歳フリーターが就職で有利といえる理由
    1. 学校を出て3年以内なら「新卒枠」も狙える
    2. 職歴の数が少ないうちは、書類で落ちにくい
    3. 「これから伸びる人」として見てもらいやすい
  3. 22歳フリーターが知っておきたい扶養の150万円ルール
    1. 税金:給与収入150万円までなら親の控除は満額
    2. 健康保険:150万円未満。23歳になる年から130万円未満に戻る
  4. 22歳フリーターが正社員になるまでの進め方
    1. ステップ1:自分の状況を書き出す
    2. ステップ2:探す枠と職種を決める
    3. ステップ3:履歴書と職務経歴書を作る
    4. ステップ4:面接の準備をする
    5. ステップ5:入社後まで見すえて会社を選ぶ
  5. 22歳から目指しやすい仕事と選び方
    1. バンキャリで紹介が多い仕事
    2. 22歳フリーターのモデルケース
  6. 進学・資格・正社員登用はどう考える?
    1. 相談できる公的な窓口
  7. 22歳フリーターに関するよくある質問
    1. 21歳のフリーターでも同じ考え方でいいですか?
    2. 22歳フリーターの平均年収はどれくらいですか?
    3. 大卒で22歳フリーターだと不利ですか?
    4. 職歴がアルバイトだけでも正社員になれますか?
    5. 気持ちが落ち込んで、就活に動けません
  8. まとめ:22歳フリーターは「差が小さい今」が動きどき

22歳フリーターはやばい?結論と今の立ち位置

「やばい」かどうかは、年齢そのものより「このまま何年続くか」で決まります。まずは数字で今の立ち位置を見てみましょう。

22歳前後のフリーターは全国に約56万人

労働政策研究・研修機構(JILPT)の試算では、2024年のフリーターは全国で136万人です。そのうち15〜24歳は56万人でした(出典:労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2025」フリーター数)。

周りの友だちが就職すると、自分だけが取り残されたように感じます。でも、同じ年代で同じ立場の人は決して少なくありません。

なお「22歳だけのフリーターの割合」や「22歳フリーターの平均年収」を示す公的な統計は見当たりませんでした。ここからは年齢の区切りが近いデータで説明します。

20代前半の給料の差は小さい。でも広がっていく

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で、フルタイムで働く人の月の給料(残業代などを除いた基本の賃金)を、雇用形態別に比べます。

年齢 正社員・正職員 正社員・正職員以外 差
20〜24歳 24.8万円 20.4万円 約4.4万円
25〜29歳 28.5万円 22.8万円 約5.7万円
30〜34歳 32.1万円 23.4万円 約8.7万円
35〜39歳 35.3万円 23.0万円 約12.2万円

(出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」雇用形態別にみた賃金。千円単位の数字を万円に直して四捨五入)

22歳を含む20〜24歳では、差は月4.4万円ほどです。「バイトでも正社員とそこまで変わらない」と感じるのは、この数字を見れば自然なことです。

一方で、正社員以外の給料は30代になってもほとんど上がっていません。正社員は経験を積むほど昇給しやすい仕組みのため、差は年齢とともに開いていきます。

「やばい」のは年齢ではなく、何もしないまま時間がたつこと

22歳の今は、まだ差が小さい時期です。逆にいえば、ここから数年の動き方で将来の差が決まります。焦って会社を決める必要はありませんが、「そのうち考える」を続けないことが大切です。

22歳フリーターが就職で有利といえる理由

22歳には、年齢が上がってからでは使いにくい強みがいくつかあります。

学校を出て3年以内なら「新卒枠」も狙える

国は若者雇用促進法の指針の中で、卒業から少なくとも3年間は既卒の人も新卒枠で受け付けること、応募の年齢上限はなるべく設けないことを企業に求めています(出典:厚生労働省「若者の募集・採用等に関する指針」)。

あくまで企業の努力義務なので、受け付けない会社もあります。そして22歳の場合、この「3年以内」に入るかどうかは最終学歴で分かれます。

最終学歴 22歳時点の目安 新卒枠の考え方
大学卒 卒業した年〜1年目 卒業後3年以内に入るので、新卒枠の求人も見る価値が大きい
専門学校・短大卒 卒業して2〜3年目 3年以内に入ることが多い。卒業年を確認する
高校卒 卒業して4年ほど 3年を過ぎていることが多い。21歳なら当てはまる場合も。中途採用(新卒以外の採用)が中心
大学・短大を中退 学校によって違う 「卒業」していないため扱いは会社ごと。応募前に確認する

新卒枠に入れなくても心配はいりません。中途採用でも「未経験歓迎」の求人なら、正社員の経験がない人も応募できます。既卒の就活については「既卒フリーターから正社員になるには?」、中退の方は「大学中退から正社員になれる?」で詳しく解説しています。

職歴の数が少ないうちは、書類で落ちにくい

キャリアアドバイザーの声

バンキャリの紹介では、書類で落ちることは多くありません。たまに落ちるのは「年齢の割に職歴の数が多い」「短期間での退職が多い」ケースです。

22歳なら、まだ職歴の数が多くない人がほとんどです。反対に、アルバイトを短い期間で何度も変えながら年齢を重ねると、書類の段階で見られるポイントに当てはまりやすくなります。今のうちに動くのは、この点でも意味があります。

「これから伸びる人」として見てもらいやすい

未経験歓迎の求人では、経験よりも「素直に覚えられるか」「長く働いてくれそうか」が見られます。22歳はまさにその年代です。アルバイトを続けてきた人は「働く習慣がある」こともアピールできます。

22歳フリーターが知っておきたい扶養の150万円ルール

親の扶養に入ったままアルバイトをしている人は、22歳から23歳にかけてルールが変わる点に注意してください。質問として多い「22歳フリーターの扶養はいくらまで?」への答えです。

税金:給与収入150万円までなら親の控除は満額

2025年の税制改正で、19歳以上23歳未満の子どもを扶養する親の控除が見直されました。

  • 子どもの給与収入が150万円までなら、親は特定扶養控除と同じ63万円の控除を受けられる
  • 150万円を超えても、親の控除は段階的に減る仕組み(特定親族特別控除)になった。給与収入188万円を超えると対象外
  • 年齢は、その年の12月31日時点で判断する

(出典:財務省「特定扶養控除の見直し・特定親族特別控除の創設等(令和7年度改正)」。2025年12月の年末調整から適用)

健康保険:150万円未満。23歳になる年から130万円未満に戻る

健康保険の扶養も、2025年10月から19歳以上23歳未満の人は年収の上限が130万円未満から150万円未満に引き上げられました。学生かどうかは関係なく、年齢で判断されます。

期間 健康保険の扶養に入れる年収の目安
19歳の誕生日を迎える年〜22歳の誕生日を迎える年 150万円未満
23歳の誕生日を迎える年以降 130万円未満

(出典:日本年金機構「19歳以上23歳未満の方の被扶養者認定における年間収入要件が変わります」、厚生労働省「19歳以上23歳未満の被扶養者に係る認定に関するQ&Aについて」。2026年10月時点)

健康保険の年収は「これから1年間にいくら稼ぐ見込みか」で判断されます。税金の「1〜12月の収入」とは数え方が違うので気をつけましょう。

22歳の誕生日を迎えた年が終わると、扶養の上限は130万円未満に戻ります。いま150万円近くまで働いている人は、翌年も同じ働き方だと扶養から外れることがあります。扶養の範囲を気にしながら働き方を調整するより、このタイミングで正社員を目指し、自分で社会保険に入る道も考えてみてください。細かい条件は、親の勤務先の健康保険の窓口で確認できます。

22歳フリーターが正社員になるまでの進め方

ここからは、具体的な進め方を5つのステップで紹介します。

ステップ1:自分の状況を書き出す

まず、次の3つを紙に書き出します。

  • 最終学歴と卒業(中退)した年月
  • これまでのアルバイト(仕事の中身・続けた期間・任されたこと)
  • 譲れない条件(勤務地、休み、夜勤ができるかなど)

卒業年月がわかれば、新卒枠と中途採用のどちらで探すかが決まります。

ステップ2:探す枠と職種を決める

卒業から3年たっていなければ、新卒向けと中途向けの求人を並べて見ます。3年を過ぎていれば、中途採用の「未経験歓迎」で探しましょう。

職種は2〜3つの候補があれば動き出せます。22歳の時点で「やりたいこと」が決まっていない人は多いので、苦手な働き方(ずっと座りっぱなし、毎日の飛び込み営業など)から外していくほうが早く絞れます。

ステップ3:履歴書と職務経歴書を作る

22歳だと、正社員の職歴がない分、書類の中身はアルバイトの話が中心になります。それで問題ありません。職務経歴書(これまでの仕事の中身をまとめる書類)では、何年続けたか、どんな役割を任されたかを1行ずつ書き出します。シフトリーダーや新人教育、発注など、責任のある仕事は特に書いておきましょう。

ステップ4:面接の準備をする

22歳フリーターの面接でよく聞かれるのが「なぜ正社員にならなかったのか」です。

聞かれること 答え方のコツ
なぜフリーターだったのか 事実を短く話す。言い訳を重ねず「今は正社員として長く働きたい」で締める
なぜ今、正社員なのか 「周りが就職したから」だけでなく、身につけたい力や働き方を話す
アルバイトで頑張ったこと ステップ1から具体的な場面を1つ選ぶ
キャリアアドバイザーの声

バンキャリの紹介で面接に落ちやすいのは、「第一印象が暗い」「受け答えが噛み合わない」ケースです。バンキャリの面接対策では、想定される質問と答え方を事前に準備する機会があります。

答えの中身と同じくらい、入室時のあいさつや声の大きさも印象を左右します。家で一度、声に出して答える練習をしておくと落ち着いて話せます。

面接の答え方は「未経験転職の面接対策|よくある質問と回答例」も参考にしてください。

ステップ5:入社後まで見すえて会社を選ぶ

内定はゴールではありません。研修やOJT(先輩について仕事をしながら覚える教育)があるか、休日や残業が生活に合うかを確かめてから決めましょう。すぐに辞めると、次の就活で「短期離職」として見られてしまいます。

就活全体の流れは「フリーターの就活の進め方|正社員になるまでの5ステップ」でも詳しくまとめています。

22歳から目指しやすい仕事と選び方

22歳フリーターが正社員を目指すなら、「未経験歓迎」「研修がある」「人手が足りない業界」の3つがそろった仕事が狙いやすいです。

バンキャリで紹介が多い仕事

キャリアアドバイザーの声

バンキャリで紹介している求職者の約9割が、フリーター・既卒・高卒・20代の方です。紹介が多いのは製造職・機械系エンジニア・半導体エンジニア・施工管理職・事務職で、どの職種も紹介実績の約9割が未経験からの入社です。私たちキャリアアドバイザーは、未経験からでも技術職なら「手に職」をつけられると考えています。

職種 22歳フリーターから見た特徴 初年度年収の目安(未経験)
製造職 手順書どおりに作業する仕事が多く、立ち仕事のバイト経験が生きやすい 約300〜500万円
機械系エンジニア 装置を組み立てたり直したりする。機械いじりが好きな人向き 約300〜500万円
半導体エンジニア 工場の装置を動かし、点検する。研修やOJTで手順から少しずつ覚えていく 約300〜500万円
施工管理職 現場の段取り役。人と話しながら進めるのが苦にならない人向き 約300〜500万円
事務職 パソコンでの入力や電話の取り次ぎ。座ってこつこつ進めたい人向き 約300〜400万円

年収の目安は、バンキャリの紹介実績から出した入社1年目の数字です。勤務地や夜勤の有無、会社によって上下します。

求人の「正社員」には、メーカーなどに直接雇われるケースと、技術者派遣・製造派遣の会社の正社員になって派遣先で働くケースがあります。雇われ方はどちらも正社員です。ただ、実際に働く職場がどう決まるかが違うため、面接の前に確かめておくと入社後のずれを防げます。

22歳フリーターのモデルケース

モデルケース

22歳・高卒・飲食店のアルバイト歴4年の場合 高校卒業から3年を過ぎているため、中途採用の未経験歓迎求人を中心に探します。アルバイトでは開店準備や新人への説明を任されてきたので、決まった手順を正確にこなせることと、人に仕事を教えた経験を職務経歴書に書きます。研修のある製造職と施工管理職を候補にして、勤務地と休日の条件で絞り込みます。面接では、フリーターだった理由を短く話したうえで、技術を身につけて長く働きたいという目標を伝える準備をします。

※よくあるご相談をもとに作成した架空のモデルケースです。

進学・資格・正社員登用はどう考える?

22歳になると「専門学校に入り直すべき?」「資格を取ってから?」と迷う人も多いはずです。考え方を整理します。

選択肢 向いている人 気をつけたいこと
専門学校・進学 なりたい職業がはっきり決まっていて、資格が必要な仕事を目指す人 学費と在学期間がかかる。卒業時の年齢も考えておく
資格を取ってから就活 応募したい求人で資格が条件になっている人 資格がなくても応募できる求人は多い。勉強で就活が遅れないようにする
アルバイト先の正社員登用 今の職場で長く働きたい人 制度があっても、実際に登用された人がいるか先に聞いておく
すぐに就活を始める やりたいことが決まりきっていない人も含め、多くの人 職種選びと会社選びを丁寧にする

「やりたいことがないから進学して考える」という選び方は、時間とお金がかかるわりに答えが出ないこともあります。迷っているなら、まず就活を始めて、いろいろな仕事の話を聞くほうが判断しやすくなります。

相談できる公的な窓口

窓口 対象
新卒応援ハローワーク 学生や、卒業後おおむね3年以内の人
わかものハローワーク 正社員を目指す、おおむね35歳未満の人
地域若者サポートステーション(サポステ) 働くことに悩みがある人

(出典:厚生労働省「若者への就職支援」)

求人の探し方の違いは「就職の探し方7つ」で比べています。

22歳フリーターに関するよくある質問

21歳のフリーターでも同じ考え方でいいですか?

はい。給料の差が小さい時期で、職歴の数も少ないという点は21歳も同じです。高卒の方は、21歳なら卒業後3年以内に入る場合があり、新卒枠の求人も視野に入ります。

22歳フリーターの平均年収はどれくらいですか?

22歳だけに絞った公的な統計は見当たりません。参考として、フルタイムで働く20〜24歳の正社員以外の月の基本給は20.4万円、正社員は24.8万円です(上の表と同じ出典)。短時間のアルバイトは、この数字より低くなります。

大卒で22歳フリーターだと不利ですか?

大卒の22歳は卒業してまもない時期なので、国が企業に求めている「卒業後3年以内は新卒枠で応募できる」期間に入っています。受け付けるかは会社ごとに違いますが、新卒向けの求人と中途採用の両方を探してみてください。

職歴がアルバイトだけでも正社員になれますか?

目指せます。バンキャリで紹介している求職者の約9割がフリーター・既卒・高卒・20代の方で、紹介実績の約9割が未経験からの入社です。アルバイトで続けてきた経験は、職務経歴書でも面接でも話す材料になります。

気持ちが落ち込んで、就活に動けません

心や体の調子がすぐれないときは、就職を急がなくて大丈夫です。地域若者サポートステーションのように、働く前の段階から相談できる公的な窓口もあります。体調が気になる場合は、医療機関に相談することも考えてください。

まとめ:22歳フリーターは「差が小さい今」が動きどき

22歳フリーターのポイントをおさらいします。

  • 15〜24歳のフリーターは約56万人。22歳でフリーターなのは珍しくない
  • 20代前半の給料の差は月4万円ほど。年齢とともに広がるので、動くなら早いほうがよい
  • 卒業後3年以内なら新卒枠も狙える。高卒は3年を過ぎていることが多いので、中途採用の未経験歓迎求人が中心
  • 健康保険の扶養に入れる年収は、22歳の誕生日を迎える年まで150万円未満。翌年から130万円未満に戻るので、働き方を見直すタイミングになる
  • 進め方は「状況の書き出し → 枠と職種を決める → 書類 → 面接 → 入社後を見すえた会社選び」
キャリアアドバイザーの声

バンキャリでは、内定までではなく入社後まで伴走することを大切にしています。入社6か月時点の定着率は97%です(2026年度、バンキャリ調べ)。

同年代が社会に出る22歳は、焦りを感じやすい時期です。でも、その焦りは「動くきっかけ」にもできます。一人で考えて止まってしまうなら、まずは誰かに相談するところから始めてみてください。

22歳からの正社員就職、ひとりで悩まずに相談してください

バンキャリでは、フリーター・既卒・未経験の方の正社員就職を無料でサポートしています。新卒枠と中途採用のどちらで探すかの整理から、職種選び、書類作成、面接対策まで一緒に進めます。入社後まで伴走するので、「何から始めればいいかわからない」という段階でもお気軽にご相談ください。

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